都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

当たり前

今日も指定管理者応募の話。
当社では、抱えている案件が四つあって、その中の一つが防衛戦となっています。
挑戦者の場合、現状を分析の上、チャンピオンがやっていないこと、苦手なところを突いていくという戦略で臨めるのですが、防衛側に立ってみると、意外にタマがないものなんです。何故って、やれることは既にやっているから。
つまり、新規性を見出しにくいのが防衛側の弱みでして、これは、日本中どこでもそうだと思います。

それでは、みんな不利な戦いを強いられるかといえば、そうではありません。二つのインセンティブがあるからです。
それは、役所サイドとの人間関係、そして、物件に関わるさまざまな情報です。
つまり、ちゃんとやっていれば、役所側が応援してくれるし、ルールの範囲内で情報も流してくれるってこと。
当たり前のことを当たり前にやるというのは、簡単だと思うけど、規模が大きくなって必要以上に範囲が拡大したり、人事異動で接し方が変わったりすると、案外簡単に崩されてしまうようなところもあるんです。

で、Y市の防衛戦ですが、これは競争相手も一社でしかも実績なく、あっさり3期目を勝ち取りました。
これで、一勝一敗です。