よーく考えてみれば、王様はパンツを穿いていたわけで、そうじゃなければ違う話になっていたなぁと思います。
そうか、何から何までデタラメじゃないところに救いがあるんだと。いや、ひとりごとです。
で、ベスト5ではないけど、ほかにも影響を受けていたヤツを並べます。
「あのブドウは酸っぱい」
キツネがブドウ棚に入り込んで、取ろうとするんだけれど、高さが合わなくて届かない。さんざん飛びついた挙
句、捨てゼリフを残して立ち去る。「あのブドウは酸っぱい」 美人は性格が悪いみたいな話です。
「ロバと親子」
ロバを売りに行こうと親子が歩いていると「それはムダだ」と言われて息子を乗せることにした。しばらく行くと
「それは親不孝だ」と言われ、今度は親が乗る。そのことで「子供の虐待だ」と言われ、今度は二人一緒に乗
る。それを見て「ロバがかわいそう」と言われ、ロバを棒に括り付けて親子が担いで歩く。そのうちに、ロバが暴
れだして川に落ちて死んでしまうという悲しい話。流されるのは、いけませんねぇ。
「金の斧、銀の斧」
きこりが斧を川へ落とすと、神様が現れて「お前が落としたのはこれか?」と知ってるくせに試してくる話。経
験的に言えば、小野という人は正直であることが多い。
アヒルの群れの中で、毛色の違う子供が存在した話。奇抜な外見が見にくかったという説もある。
「都会のネズミと田舎のネズミ」
今、その感覚を味わっています。現実には、都会がいいと思っている人がまだ多いのかなぁ。だけど、都会で
暮らすと、鼻毛が伸びるのが、どうもねぇとは思います。