都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

ポジショニング

料理だとか清掃だとか、そういうジャンルはある意味、誰でもできる仕事ですが、実際に経験してみると、プロとアマの違いを痛感させられることがあります。
それは、ことばに出して言われるかどうかは別にしても、「邪魔だ」と思われること。
つまり、素人は、位置取りが悪いんです。
全体像が見えないから、プロが動こうとする動線の上に立つ。
役に立たないまでも、黙って見ていてくれればいいのに、邪魔な位置に存在するってこと。
これは、いろんな局面において、目にする光景です。


先日、台風一過の青空のもと、竹の切り出し作業を行いました。
来月開催するイベントで、たくさんの竹灯篭を作るためのもので、造園業を営むS農園のみなさんについて、応援部隊として借り出されたものです。
竹林の中ですくすくと育った竹は、10~15メートル前後の長さで、重さもあり、電動ノコギリで切り倒すと、なかなか危険が危ないのですが、そんな中、S農園の従業員は、男女を問わず黙々と手際よく動き、慣れているとはいうものの、流石の連続でありました。
そこで感じた素人との大きな違いは、ポジショニングでありまして、予知能力とでも言いますか、その差は歴然としております。
多分、清掃作業でも、そうなんでしょうね。ポジショニング能力。
そして、それは全体像が、どのくらい見えているかの違いなのであります。