都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

大波小波

こどものころ、みんなが簡単にやっているのに、自分はうまくできないことがたくさんありました。
たとえば、折り紙。
たとえば、三輪車の運転。
たとえば、前へ習えの気を付け。
たとえば、大波小波のなわとび。

折り紙が先生のやったとおりにできないのは、ちょっと前の記憶がどんどん飛んでいくから。
三輪車が複雑だと思うのは、手と足が違った命令系統になるから。
気を付けが苦手なのは、上下のバランスが悪いから。
なわとびができないのは、自分が失敗したら止まってしまうプレッシャーがあるから。

三つ子の魂百までと言いますが、そういうのは続いています。
さすがに、大人になって、折り紙やなわとびはやりませんが、こうした苦手がツケになって後からくるのです。
そのひとつが自動車の運転。

私の場合、普通に運転している限り、問題は起こりません。
クルマがちゃんとしているから。
問題は、右折とバックです。
右折するときに、どうしても大波小波の記憶がよみがえってきます。

バックもねぇ。
折り紙で、ピッタリ半分に折れない人は、どうしても中心線がブレる。
そういうもの。

だけど、クルマの運転が得意だと言う人。
何をもって、そういう主張ができるんでしょうねぇ?