都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

料理の鉄人

現在もそうですが、幼少のみぎり、頭が大きかった私は身体のバランスが取れずに転んでばかりおりました。見かねた祖母に一日中「気をつけ!」の練習をさせられたのを昨日のことのように覚えています。ほかにいるのかねぇ、そんな子供。

昭和30年代、当時広島の小学生は制帽を義務づけられており、サイズの合うものが見つけられなかった私の母は、中学生用のやつを買ってきて、それをさらにほどき、縫い直していました。入学前夜、針仕事をしながら、野口英世の話をこんこんと聞かされたような。「だから、お前も頑張れ」と。状況、違うと思うんだけど。

その後、下半身が発達し(?)、少しずつ平衡感覚に磨きがかかると、運動能力も人並みになり、躾にうるさかったおばあちゃんもひと安心です。

学校を出て、保険会社のサラリーマンになった私は、職場で草野球を始めます。ポジションは誰もやりたがらないキャッチャー。無条件でレギュラーです。ここで、競争しないことが一番いい競争、つまり人のやらないことをやれば道が開けるのだと学びました。ベンチだと、つまんないもんね。

そんな私が、選手を引退した理由は、プロアマ通じて野球史上にないものでした。それは、

   ある年から突然、草野球にもヘルメット着用が義務づけられた

ことによります。

どういうことかって?

だから言ったでしょう?頭が大きいって。頭囲63センチ。スポーツ用品店の人が真面目な顔で「国産品じゃ無理ですね」とばっさり。無理して着用すると、ハーゲンダッツのダブルみたいになって、打てるもんじゃありません。

かくして、体力の衰えがなければ、やる気もマンマンの男が、ヘルメットが入らないという前代未聞の理由で引退を余儀なくされたのです。ホントの話。


そんな訳で、道場六三郎氏に共感を覚えます。63センチの私、和食の店始めて…
強引だったかなぁ。

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