WHOの最新データによると、日本人の平均寿命は84、2才で世界一だそうです。
これに対し、世界最先端の医療技術を誇るアメリカは78、5才と、日本よりもかなり短い。中国の76、4才よりはマシなのかもしれないけど、余生を楽しむ上では、随分差があるように思います。
何故そんなことが起こるかといえば、国民皆保険制度によるもので、我が国では具合が悪くなったときに病院へ行くのが当たり前ですが、アメリカでは貧困層が保険でカバーされておらず、医療が受けられないことが、よくあるようです。
だから、アメリカでは健康保険を民間のものに頼ります。これが結構高額なので、ヒスパニックなどの低所得層は負担できない。生命の沙汰も金次第ってことです。大統領選挙での争点にもなっていました。
平均寿命が伸びると、社会保障費が嵩むわけで、考えさせられる問題ではあります。