2年ぐらい前に、東京都練馬区で女子学生のスカートめくりをする不審者が現れたため、警察が周辺住民に警告のメールを送りました。
その中で、不審者の特徴として『年齢20歳代、黒と白色のパーカー、黄土色ズボン、メガネをかけ、黒色リュックサックを背負った小柄で、星野源に似た男』と説明。大騒ぎとなりました。
その後、その犯人が捕まったとは聞いていません。そりゃそうですわ。似ても似つかない場合、証言を公開した人の責任問題になるし、ソックリだったときは、それはそれでセカンドレイプ的な話に発展します。
モンタージュ的にいえば、あちこちの目が光るわけで、整形でもしなければ逃げられません。スカートめくりで、まさか全国手配になるとは思いもよらぬことでした。警察からすれば、なかったことにしたいでしょう。
一番いいのは、本人が犯人のケースですが、そんなストーリーはつかこうへい氏にも書けないでしょう。いや、ホントに悪い冗談でした。
で、ワイドショーの中でこのたび、いまどきの理想の男性像として、星野源さんのような見た目で十分だとする発言が飛び出しました。
たとえば、ブサイクを売り物にした芸人ならいざ知らず、仮にも紅白の常連で、俳優としてもマルチな才能を発揮しているタレントの外見をいじるって、これはなかなか。
ほかにも凡庸な顔立ちの人がたくさんいるのに、どうして星野さんはターゲットになるんでしょうか?