近年、セ・パの実力差が言われており、それが顕著に表れるのが交流戦です。
過去15回中、パ・リーグの優勝が12回。通算で、1,098勝966敗と、大幅に勝ち越しています。
ところが、セ・リーグが本拠地となったゲームでは互角に戦っていて、負けているのはパ・リーグの主催試合。つまり、DH制の試合でやられているのが分かりました。
実際、今年で見ると昨日までがセ・リーグの9勝5敗2引分けと好スタート。本拠地開催のDHなしですからね。しかしながら、指名打者を採用した本日のゲームは3勝3敗です。
本日、セ・リーグで指名打者として起用された選手と成績は、以下のとおりでした。
広島 坂倉 5打数1安打0打点
中日 福留 2打数0安打0打点
DeNA ソト 4打数0安打0打点
ヤクルト 青木 4打数1安打1打点
巨人 スモーク 3打数0安打0打点
一方、パ・リーグは、こんな感じ。
西武 栗山 5打数1安打0打点
ロッテ レアード 4打数2安打3打点1本塁打
日本ハム 近藤 3打数2安打4打点
楽天 島内 4打数1安打1打点
顔ぶれは、さほど変わらないのに、ここまでハッキリ差がつくのは、リズムなんでしょうね。ベンチにずっと座っていると、次の打席に向かうときに、調子が狂ってしまう。そんな気がします。セ・リーグは、早いとこ、DH制を導入した方がいい、そう思います。