都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

威張るライバル

これは、すべてのアスリートが感じているのかもしれません。同じ時代に生まれた天才的な世界王者がいると、なかなか表舞台にすら出られないってことです。陸上や水泳のように代表が二人以上選ばれる競技はともかくも、柔道やレスリングみたいな階級制のスポーツは、世界で二番目の実力を備えているのに、オリンピックに出られないという悲劇が起こります。

男子柔道66キロ級の丸山城志郎選手がそうでした。女子柔道52キロ級の志々目愛選手もそう。

いずれも、世界ランキング一位まで上り詰めながら、阿部兄妹に行手を阻まれました。柔道は、国内で勝ち抜くことが難しいです。

女子レスリングの伊調馨選手は、五輪五連覇がかかっていたんですけどね。そんなの関係ないのが勝負の世界でありました。厳しいねぇ。

 

それに比べれば、団体スポーツなんかチャンスがいっぱいあると思うんだけど、本人にしてみればいろいろあるわけで…。

誰と競争しているのかが分からないっていうのが一番のストレスだと思います。

新卒の社員のみで構成されている企業の人はピンと来ないかもしれませんが、中途入社をどんどん採用して、その会社ではほとんど実績がないのに重用されていくような集団は、組織がグチャグチャになります。陽岱鋼がいて梶谷隆幸がいて中田翔がいる二軍だと、試合にすら出れません。

かくして、「野球なんかしてもつまんねぇぞ」と暴言を吐くようになります。

だけど、そういう球団ですからね。選んだあなたが悪い。

 

それにしても、こんなに大袈裟になるような話ですかねぇ?

「うちの子がこんなこと言われた」ってチクるなんて、ネットのクレーマーみたい。

不愉快なのはわかるけど、メディアを通して謝罪までする話なのかなぁ?

チームメートをぶん殴った方が、断然悪いと思うんだけど、なんだかバランスに欠けているのであります。