朝毎読の三大紙と言われる中で、毎日新聞は最も歴史ある新聞社であるにもかかわらず、讀賣に対抗した球団経営からは手を引き、高校ラグビーもサッカーに押されてパッとしない。都市対抗も社会人チーム自体が消えて行く始末。琵琶湖も別府もマラソン大会としては、マイナーです。
なんでしょうね。独自性を出そうとして、社会人野球の補強選手だとか選抜野球の21世紀枠だとか、不思議な選考基準を創り出すのが企業風土でありまして、高校ラグビーでは大阪代表として三枠を認めるなんぞも我が道を行ってます。
このたびの中部東海地区第二代表選抜問題は、準決勝で敗退したチームの方が、個の実力が上で本大会で勝ち抜く可能性が高いなどと理屈を捏ねたことで炎上しました。勝てそうなチームを選ぶというのは、21世紀枠と真逆の思想で、それを言ったら闘う意味すらなくなってしまいます。
社会の木鐸っぽくないねぇ。
球児の甲子園大会は、炎天下の過密日程も問題であり、球数制限などと姑息にかわしているけれど、そういうのも新聞社主催となると、一気に舌鋒が鈍ります。木鐸なのにねぇ。
そういうことも関係あると思います。新聞の部数減少現象。昨年一年間で180万部が消えていったというから驚きです。
ひと昔前は、新聞を取ってないと白い目で見られたんですけどね。消費税の軽減税率の対象となっていることと言い、自分たちのことになると急に論調が変わる二枚舌では、政権批判なんてできっこありません。
ジャーナリストを目指す人は、これからどこへ行くんでしょうか? YouTuberは違うと思うんだけどなぁ。