都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

君が代

音の出る信号機のメロディとして使われるのが、「ファ」と「シ」の繰り返しで、この組み合わせが音程として不快にさせるので、注意喚起に繋がるとも言われています。

日本の楽曲は、この二音を抜いた「ヨナ抜き進行」(4度に当たるのがファ、7度に当たるのがシ)が、好まれるとされているのです。

ドレミソラドが和風のスタイル。ちなみにドミファソシドとレとラを抜くのは琉球音階です。

 

で、スポーツの国際試合において、いろんな国の国歌が演奏されますが、しみじみ思うのが『君が代』が良い曲だということです。

一つひとつの音符に一語だけを乗せて朗々と歌い上げるってのが独特だし、厳かな雰囲気を醸し出しています。

そして、メロディラインが「ヨナ抜き進行」。一箇所だけ「シ」が入るけど、「ファ」がないのが日本風です。

君が代』は海外での評価も高いらしい。それは、西洋音楽と明らかに違うコード進行で、東洋的な神秘性を感じさせるからです。

曲がギュッと短くまとまってるのもいい。しみじみ名曲だと思います。