都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

ロレロレ詐欺

YTB漫才新人賞で「ぐろう」というコンビが披露したネタがめちゃくちゃ面白かったので、書き起こしてみました。

 

「俺、将来売れたらさぁ、高級腕時計を身に付けるのが夢なんだ。時計雑誌を見ていたら500万円のロレックスがあって、運命感じちゃった。絶対欲しい」

「いやいや、それは助かったねぇ」

「ん?助かったって、どういうこと?」

「時間というのはねぇ、大昔の人が勝手に決めつけた、合ってるのかさえよく分からない概念なんだ。これを現代人が腕に巻けるようにして、高額で売ってるってのが今の社会の現状である。何が言いたいかというと、高級腕時計は、時空間を巧みに利用した特殊詐欺だってこと」

「なんだって?」

「だって、誰にも無料なのが時空間でしょう?これを500万にまで高めるのは、詐欺師のやり口です。ロレロレ詐欺です。君は時計雑誌を見たというけど、どうせカッコいい外国人モデルを使っていたりするんだろう?そんなのウソウソ」

「…お前の言ってること、よう分からん!」

「目を覚ませ!時間を見るだけのために500万だぞ!しかも、アラームもスムーズもない」

「俺は、時間を見るためにロレックスが欲しいんじゃない。自慢したいからだ!」

「そんなのスーツ着てたら、袖に隠れて見えないじゃないか。身に付けているのに隠れてモッコリは、もはやブラジャーだ。ブラジャーに500万は高過ぎる」

 

なるほどねぇ。ブラジャーだとは思わないけど、時計に500万円は、やっぱりおかしいと思う。愚弄、注目です。