○○が上手いという評価は、誰が決めたのかがわからないところが多く、言ったもん勝ちのような気がします。
スポーツのような順位をつけるような大会が行われたならいざ知らず、普通の生活の中での行為について、順位をつけるのは難しい。
家事全般について言えることだし、男女間の行為一つとってもそう。喋るのもそうだし、聞くのもそう。カラオケだって、上手いか下手かがよく分かりません。
中でも一番不思議なのが、運転が上手いっていうやつ。特にそれが自己評価の場合、どこの段階でそんな風に自覚するんでしょう?
往々にして、スピードを出す人が自信を持っているように思います。
なので、その人が所有する車種によって、自惚れ度合いが決まるんです。軽自動車のドライバーは、運転上手話に乗ってきません。
だけど、それは車の性能がスゴいんであって、運転が上手いとは結びつかない。そういうもんです。
客観性を持たせるならば、同乗者に不安感を感じさせないというのが、運転の上手さだと思います。決めるのは、本人じゃなくて、相手だと。
それ、なんだってそうですね、評価するのは相手だってこと。
自分自分と思っているうちは、まだまだなのであります。