都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

千円弱

范文雀という女優をご存知でしょうか?ハン・ブンジャクと読みます。

『サインはV』というスポ根ドラマに、主役の岡田可愛のライバルであるジュン・サンダース役として登場したのを覚えている人がいるかもしれません。寺尾聰とちょっとだけ夫婦だったこともありましたが、20年ほど前、54歳の若さで他界しました。

目ヂカラのある魅力的な女優さんでありました。

 

辛坊治郎のラジオで、最近の若い人が「千円弱」というのを千円より少し多いと理解している誤用を話題にしていました。

専門家は、インターネットや人工知能の発達により、結果だけを覚えることで言葉や知識の理解や察しが悪くなると指摘しています。結果を早く得ようとすることで、言語を予測する力が弱まっているという見解なんだそうです。

これについて、辛坊氏は定価95円の商品が消費税が付加されて104円になるから、錯覚が起きるんだと専門家の主張を補足するように解説しました。なるほど、消費税のせいなんだと納得しかかったところ、アシスタントの増山アナが、地震の震度表示で「震度5弱」と定義の見直しがあったことが影響しているとの珍説を持ち出しています。そうかそうか、震度5弱の概念は「震度5」ですからね(本当は4、5〜5、0を指すらしいんだけど)。カツ丼の並もカツ丼だってことと同じだと思います(違うけど)。

こういう誤用も、使用する人が多数派に転じると、一般化されるかもしれません。まったくもって油断ならないのであります。