昨夜の『どうする家康』は、関ヶ原の戦いでした。
日本史は、点を取る手段として、うす〜く勉強した学生時代だったけど、小学校の教科書以上を掘り下げる気がなかったため、ホトトギスの3人に対して斬った張ったで直接つながる武将以外、ほとんど知識がありません。今川義元・明智光秀・石田三成ぐらいまで。あとは、上杉謙信と武田信玄の仲が悪かったとか、伊達政宗が眼帯してたとか、毛利元就が子供たちに三本の矢を折らせたとかの断片的な情報があるのみで、それぞれがどんな風に絡んでいたかは謎のまま知ろうともしなかったのです。最近のアニメの声優ぐらいに興味がありませんでした。
だけど、『真田丸』あたりから大河ドラマを観るようになり、食わず嫌いだったことに気付きます。すんごい遅咲きデビュー。
そこで、情報を分かりやすく整理するため、関ヶ原の戦い時、主要な登場人物が何歳だったかを調べました。ヒマなので。
【東軍】徳川家康 57歳
本田忠勝 52歳
黒田官兵衛 53歳
黒田長政 31歳
福島正則 39歳
井伊直政 39歳
加藤清正 38歳
浅野行長 24歳
伊達政宗 33歳
【裏切】小早川秀秋 18歳
【日和】淀殿 31歳
豊臣秀頼 7歳
【西軍】石田三成 40歳
毛利輝元 47歳
大谷吉継 42歳
小西行長 42歳
宇喜多秀家 28歳
上杉景勝 44歳
真田幸村 33歳
こうやって並べると、うっすら人間関係が浮かんできます。プロ野球のチームを見る感じ。人生五十年当時の戦(いくさ)における心身のピークは30代後半じゃないかとも思う。そして、徳川家康は待ってたんだなぁと。岡田彰布みたい。
それはそれとして、勉強というのはこんな風に発展させていくと効果的だというのを思い出しました。地理で言えば、白地図を埋める作業です。
それにしても、情報の少ないこの時代、世代というものをどれほどに意識していたのだろうか? 想像が膨らみます。メディアがないので、青山学院駅伝部員みたいなのが走り回っていたんでしょうね。
今回の調査(?)で服部半蔵がいわゆる忍者じゃなかった、しかも関ヶ原の三年前に死んでいたことを知り、江戸幕府の命令で動いていた『伊賀の影丸』は何だったんだと呆然としています。フェイク漫画。まぁ、ドラえもんだって、実在しないんですけどね。『ゴルゴ13』も鵜呑みにしちゃいけないと、麻生さんに教えてあげましょう⁉︎