都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

地震過剰

私が小学生で世界地理を習ったころに、スリランカとかバングラディシュなんて国名はありませんでした。
ロシアのあのあたりは、ソビエト連邦と一本にまとまっていて、ウクライナだとかベラルーシとかウズベキスタンとか、たくさん覚える必要はなかったのです。
歴史だって、そうです。
いい国作ろう鎌倉幕府は間違いで、鎌倉幕府成立年は1185年に変更されたんだとか。
まるで、お前はオレの子じゃないんだと聞かされたような気分。
危なくって、小学生に勉強なんか教えられません。

そして、もう一つ。
富士山は休火山だから安心だという話、教科書に載ってたんですよ。
だけど、調べてみたら、1707年にその火山灰が江戸にまで届くような大爆発が起こっており、全く油断ならないってことがわかりました。
この話、原発安全神話にも重なりますけど、ホーント、教科書だからすべて正しいってことはない。
まぁ、いたずらに子供を不安に貶めるようなことはしないってのも分かるけど、なんだかなぁ?


噴火警戒レベルが2に引き上げられた箱根山について、マスコミ報道の腰が引けています。
風評被害を避けるべく、何らかの圧力がかかっているような気がするけど、もっと心配なのは富士山との関係。
ないわけないですよね。
南海トラフ巨大地震については、2001年から情報が小出しにされて、少しずつ対策らしきものも打たれているようだけど、富士山爆発となると、その影響は計り知れず、国としての機能マヒに陥ることすら考えられます。
一気に爆発ってことはないとしても、その予兆をつかんだときにどうするかのシュミレーションは、やっといた方がいいのかなぁなんて思います。