都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

2020紅白歌合戦

無観客であっても、やはり、年末の締めくくりは紅白歌合戦でありました。

歌番組の場合、観客の有無はパフォーマンスにあまり影響がなく、むしろ、ディズニーランドでの録画撮りなど、いろんな冒険ができることが分かりました。

ただし、見られている意識が少ないせいか、口パクが乱立。韓国ドラマを観ているような気持ちになりました。

アテレコは技術がいるので、たとえ自分の持ち歌だとしても、しつこいくらいに準備することが必要なんだけど、それがグループだと、口パクの練習はやらないでしょうね、きっと。

 

それはそれとして、嵐が最後のステージを終えました。

怒られるかもしれないけど、何か共感できないのは何故かと言うと、SMAPの場合、ヒット曲をいくらでも言えるけど、嵐は浮かばないからです。みんな知ってる曲が。

同じように思っている人は、意外に多いのではないでしょうか?

 

GReeeeNは、あそこまでやったのに、素顔を晒さないのはストレスでした。

歯医者をやってるとか、出身地はどこで、学生時代に何をやっていたかなんて情報があるのだから、周辺の人は分かるはず。

そこまでしても隠し通すのは、指名手配の人しか思い浮かばない。ミステリー小説じゃないんだから。謎です。

 

まぁ、今年最後なので、後は褒めましょう。

milet は期待どおりのステージでした。何より歌が上手い。若手ではピカイチです。

LiSAのステージは圧巻で、さすがのレコード大賞でした。

ゆずとSuperflyのオーケストラによるアレンジは、紅白ならではの豪華さでありました。

郷ひろみ、私の一個上です。ひたすら低頭。

石川さゆりの照明演出が素晴らしい。歌い手だけでなく、裏方も叡智が結集してるんだと思いました。

星野源は、ジャズシンガーとしても一流である。

氷川きよしはカミングアウトして、新境地を開きましたね。

昔だったら、玉置宏さんの役どころを瑠璃色の地球を周回している野口聡一さんがやっていました。これも紅白ならではです。

催眠術師ユーミンの曲は、自分で歌わなければ、どれも素晴らしいといつも思います。それにしても、スモールスリーの登場とは驚きました。さんざん練習したハズなのに、それを隠し通したところもスゴい。

そして、玉置浩二のサプライズ出演。ベートーベンの交響曲6番に重ねたアレンジを含め、衝撃でした。歌もめちゃくちゃ上手い。

MISIAは、国の宝です。こんな人が出場5回目とは、不思議。逆に言うと、そういう選考が行われるようになって、エンターテイメント性が増したように思います。

大泉洋は、歌がウマい。そして、紅組へエールを送り続けていたのが斬新でした。ウッチャンはいらないぐらい。

男性の次は女性というような自分で作ったルールを崩した変則の出演順は、むしろ流れがスムーズだと思います。

全体として、飽きの来ない、ポジティブに溢れた素晴らしい演出でした。楽しかった。

 

本年のブログは、これにて終了。みなさん、良いお年をお迎えください。