山口もえというタレントは、そのおっとりした語り口と優しいルックスで目立たないんだけど、実は結構な毒舌で、勘の良いコメントが評価され、トークバラエティーで活躍しています。
森進伍とか小石田純一だとか、ばったもんでデビューしたかと思いきや、山口もえは本名だそうで、そのまんまで行こうという事務所の売出し戦略を感じたりもします。本当は、もうちょっと早く喋られるハズ。頭の回転、早いですから。山口もえねぇ。
当時、21歳だそうです。
13歳でデビューと言いますから、早熟だったんですねぇ。生き急いでました。1978年(当時19歳)には、紅白歌合戦のトリ(最終演者)を務めています。これはもう、格が違ってました。
私は全くもって興味がなかったのですが、どんなものかと見てみたら、まぁビックリ。
歌も上手いんだけど、何といっても所作が美しいんです。こんなに綺麗なお辞儀をする歌手は、美輪明宏以来でした。最後にステージにマイクを置いて、静かに去っていく姿、カッコよかったなぁ。
伝説のコンサートとは、よく言ったものであります。