都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

投資対効果

知人のM子は、値段の高いものはいいものだと思い込んでいます。

だから、食品をスーパーで買うことなく、わざわざデパートに出かけて購入します。夫の稼ぎが良いので、価格を気にしません。高いモノは良いモノだと信じているのです。

なるほど、間違いはないでしょう。外す確率は低い。

だけど、どうなんですかね。自分で働いて、ギリギリで生活していたら、そんな風には考えないでは?

 

プロ野球で、親会社の資金が潤沢だと、年俸の高い選手がいいと信じています。

だから、過去の実績を重視します。したがって、年俸だけでなく、年齢の高い外国人選手を連れて来ることになります。

それが、巨人、阪神ソフトバンク楽天ということ。

だけど、野球の場合、選手に旬があるので、高ければ良い仕事をするとはならないのです。

 

ヤンキース田中将大投手が楽天イーグルスへ帰ってきました。

年俸9億円で二年契約と言うけれど、会見を見ていると今年だけですね。イニエスタに三千万ドルを提示する会社なので、裏ではもっとお金が動いてる気がします。給料だけが、報酬じゃないってことです。

先発投手の充実で、優勝間違いなしなんて言う人も多いですが、私はそうは思いません。何故なら、

 (1)監督がヘボい。投手出身ということと現場のコーチ経験がないのも致命的。調整することから最も遠い存在のように見える。

 (2)オーナーが最悪。過去に何度も現場に口出しした。デーブ大久保監督時代は悪夢だった。

 (3)田中投手の起用に、海の向こうの顔色を窺わねばならない。来年のため、故障させないような配慮が必要。

 (4)誰かを特別扱いをすると、チーム内に不協和音が起こる。

 

投資はするけど、結果にも極めて厳しいのが、巨人や阪神とは違うところ。

関係者のそれぞれが、いろんなことを考え過ぎて、ピリピリしている様子が目に浮かびます。