沼津市では、若い人の転入者が増えて、他の地方都市に比べ、人口の減少傾向が緩やかになっています。
その理由として挙げられているのが、アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』に感化されたと言いますから、聞いてみないとわかんないもんですね。
そう言えば、街中には原色系で気恥ずかしくなるようなペイントをされたバスが走っていて、「これは何だ?」と思っていましたが、それだったんですね。アニメの舞台が沼津市らしく、聖地巡礼だと言いながらアキバ系の人たちがカメラを手にやって来る。
だけど、登場人物のほとんどがコギャルで、顔の面積の半分を眼球が占めている感じ。恥ずかしいでしょう? 正視できません。
Wikipediaで調べるとこのアニメ、定員割れで経営困難に陥った高校の生徒たちが立ち上がり、アイドルとなって注目を浴びることで入学希望者を増やそう、そして学校を助けようとする物語らしいです。よくそんなことを思いつきますね、女子高生たち。だったら、ついでにお客が来なくて困っている高校近くの飲食店なんかも何とかしようって考えてはどうでしょう?坂上&サッシーのつぶれない店みたいな発想ですね。
いや、漫画家の脳内世界は無限なのであります。
先日、散歩コースで立ち寄った『阿蘭陀館』という喫茶店がまた、ドンピシャで、平日なのに、多くのお客さんで賑わっておりました。
どうやら、このお店、実名で登場しているようです。だからの聖地巡礼。
ふーん、そんなんで、変わるんだ、人々の行動が。アニメもバカにできませんね。てか、この手法、いろいろ応用が効きそうです。フィクションとノンフィクションのコラボレーション。
そして、オタクは票を持っているのであります。