ついに出てきました、カープの秘密兵器。
入団して寮に入るときに、英会話教材を持参したことを問われ「外国人投手とコミュニケーションを取るため」と答えたときに、普通じゃないクレバーなものを感じていましたが…
坂倉将吾 19歳 捕手 日大三高出身 2016年ドラフト４位
今シーズン（2017年）は、二軍でレギュラーを務め、285打数85安打 打率.298 本塁打１ 盗塁13 三振42 四球25
この数字がどれくらいスゴいのか、高卒ルーキーの一年目二軍成績を比較してみます。
イチロー（オ） 238打数87安打 .366 3本塁打 16打点 10盗塁 （以下不明）
森友哉（西） 232打数79安打 .341 5本塁打 41打点 0盗塁 48三振 22四球
城島健司（ダ） 207打数63安打 .304 1本塁打 （以下不明）
川崎宗則（ソ） 223打数67安打 .300 （以下不明）
筒香嘉智（Ｄ） 418打数121安打 .289 26本塁打 88打点 2盗塁 102三振 24四球
松井秀喜（巨） 133打数38安打 .286 8本塁打 27打点 2盗塁 26三振 23四球
山田哲人（ヤ） 409打数106安打 .259 5本塁打 39打点 17盗塁 56三振 32四球
中田翔（日） 196打数50安打 .255 11本塁打 31打点 0盗塁 52三振 25四球
そもそも、１年目で50本のヒットを打てる高卒ルーキーが１人いるかどうかの話。
坂倉の記録は、大リーグへ挑戦した先輩たちに並ぶものです。
盗塁13ってのもいいし、三振が少ないのにも好感が持てます。
カープの捕手陣は、石原・会澤・磯村と揃っており、カベは高いのですが、ものは考えようで、それだけお手本があるってこと。
栴檀は双葉より芳し。左打ちの利点を武器に、どんどん出てきてほしいところです。
だけど、中村選手（広陵高校）は、どうするのでしょうか？気になるところです。
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坂倉選手は、本日の試合で規定打席をクリアし、セ・リーグの打率トップに立ちます。入団５年目ですが、カープの捕手はレベルが高いため、外野や一塁手の練習が加わって、少しだけ遠回りしたかもしれません。
ちなみに一塁手で先発時の打率.333は、捕手先発だと.351に跳ね上がります。つまり、ファーストを守っているときの方が負担が大きいってことでして、早くポジションを固定させた方がいいように思いました。
面構えは、前田健太投手にそっくりなおも頼もしい限り。今後も大注目です。
