ちょっと油断していると、耳慣れない言葉が出現し、なんだなんだとなったりします。
オウム事件では、グルだとかカルトだとかイニシエーションなど、続々と宗教用語が出てきたし、原発事故では、溶融だとか線量だとか炉心など
の理科系っぽい言葉、建屋なんてのも新鮮でした。
携帯電話の登場でも、用語の幅が一気に拡がりました。画素、ギガ、クラウド、アイコン…
50年前と比べると、日本語として認知された言葉がニ倍以上、増えているように思います。
その分、常識だったハズの古い日本語は淘汰されているかもしれません。
山口県阿武町の事件で、新しく入ってきた言葉が「フォレンジック」です。
これは、コンピュータ等に残された痕跡からいろいろと読み取る捜査手法で、ライブドア事件のころから注目されているんだそうです。
今回のケースで言えば、容疑者のスマホなどからパスワードを解析したりする技術。それができる人は、こっち側にもあっち側にもいるらしい。
だから、生半可な知識で逃れようとしても、そうはいかないって話です。
こっち側には頑張ってもらいましょう。