都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

もみ消し

国境なき記者団が2022年に発表した「報道の自由度ランキング」を見ますと、世界180か国中、日本は71位にランキングされています。2021年は67位でしたからランクが下がっているのがわかります。

生活をしていく上での自由は充分に保証されているものの、報道においては意図的に隠されているのは残念なことです。

それは、大手のメディアが政府の意向を汲んで忖度するのが当たり前に行われており、真実がさらけ出されずにいることに異議を唱えるマスコミ人が少数派であることにあります。

だから、最近はネットの信頼性が高まっています。おかしな話です。

 

ジャイアンツの坂本勇人(二人いるけど一軍の有名な方)が、スキャンダラスな事件を起こし、文春砲の餌食となりました。香川照之の問題よりも罪深く、恥知らずな内容です。

しかしながら、これに対する謝罪や反論は一切行われず、スポーツ紙やワイドショーで取り上げられることもありません。

坂本選手は何事もなかったように試合に出続けています。香川氏が役者生命を失いそうになっているのと大違いです。

だけど、もっとおかしいと思うのは、メディアです。

ジャイアンツに逆らうことは、讀賣新聞に反旗を翻すことで、場合によっては政権に対してのレジスタンスだとでもされるのでしょうか?

巨人軍の取材で出入り禁止にされることが、そんなに恐ろしいのでしょうか?

 

古くは西鉄ライオンズ八百長事件のとき、ジャイアンツの藤田元監督(当時投手コーチ)が暴力団員との関係を疑われたのがきっかけであったし、青田昇元ヘッドコーチが野球賭博のハンデ師であったとか、原辰徳監督が美人局に引っかかって反社である暴力団関係者に一億円支払ったとか、普通では考えられない事件をくぐり抜けてきた過去があります。

特に原監督の事件は決定的だと思われたのですが、何でもない示談話で済まされたのは、空いた口が塞がりませんでした。

今回は、それに比べて大したことないとの判断ですかねぇ?