都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

盗塁論⑦

バウアー投手のデビュー戦は、やはり怪物でした。どの球種でもストライクが取れるってのがスゴい。変化球のキレも抜群でした。

ただし、ランナーが出たときのモーションは大きく、投球後の動作も緩慢なので、盗塁やバントでの揺さぶりに弱いと感じています。

ヤクルトや阪神の攻撃スタイルに合わないんじゃないかな。

それと、キャッチャーのサインに首を振り続ける様子にも、いいイメージはありません。相当に神経質なんでしょう。ベイスターズの首脳陣は、腫れ物に触るような感じで、審判の判定によってはキレやすく、性格面に問題ありは前評判どおりとも言えます。日本野球を下に見ているから、イラつく地雷がそこらじゅうにあるってこと。こういう選手は要らない。突然、故障したと言い出しかねないのも、イヤな感じです。

しかしながら、野球盤スタイルの巨人野球には、ぴったりハマるでしょう。

 

その巨人、26試合を経過して、盗塁を3つしか記録していません。このペースが続くと、シーズンワースト記録を更新する勢いです。

昔は走っていた坂本勇人丸佳浩の高齢化、主力の岡本和真・中田翔・大城卓三の鈍足、走れるハズの吉川尚輝・松原聖弥・梶谷隆幸を使わない…チームでは盗塁の価値が信用されていません。とにかくヒットが欲しいだけ。両リーグ最少の内野安打11本というのも、走力の弱さの表れといえるでしょう。

いや、盗塁ってのは、意識でもあるんです。バッテリーに与えるプレッシャー。そういうのも含めて、チームプレーなんだけど、レギュラー選手が固定されないと、ハナから余計な冒険はしなくなります。喧嘩(冒険)しない金持ち。ホントは金持ちじゃないんだけどねぇ。