都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

高校球児のように

マツダスタジアムの試合は、テレビ中継が地元で独占されていて、民放各局が入り込めないようになっています。

なので、クライマックス第二戦は地上波でもBSでも観られないという不条理でありました。

だから、横浜スタジアムでのパブリックビューイングに行こうかと思っていたところ、YouTubeで無料のライブ配信があることを見つけました。

よくわからないけど、親切な人がいるもんですね。実際の進行よりも4〜5分遅れているみたいだけど、そんなの関係ない。充分楽しめます。

 

試合は、昨日と同じような接戦で、同点の八回裏にカープが2点を取って、ベイスターズを突き放しました。

第3戦までもつれ込むと、バウアー投手が出てくると発表されていただけに、ホント良かった。

DeNAは、東にしろ今永にしろ、球界トップレベルの先発投手を揃えていて、首位打者の宮崎や打点王の牧がいる。この戦力で、どうして勝てな

いのかと思ってしまうけど、監督の采配ってのが意外と関係あると、改めて感じています。

これは、ジャイアンツもそうだけど、守備よりも打撃に重きを置くところが問題なんです。

投手と野手の間に信頼関係が生まれません。ピッチャーは、ファインプレーが好きなんです。そんなに打たなくてもしっかり守れる選手がいい。

カープは、菊池をはじめ小園・堂林・デビッドソン・矢野、外野も秋山・野間が再三好プレーを見せてくれます。坂倉のキャッチングがいいので、ワンバウンドを後ろに逸らさないってとこ。投手は助けられています。

ベイスターズの投手たちが凄い球を投げているのに、カープの投手陣と結果が変わらないのは、そういうところにある。

近ごろの野球は投高打低なので、余計に守備が重要なんです。エラーしないことよりもファインプレーで助けるディフェンス。

もう一つは走力の問題。ベイスターズジャイアンツの主力は、揃って鈍足であるため、打っても打ってもなかなか点が入らない。

走れない選手だらけだと、作戦の幅も狭まってしまう。策がないと、指揮官の無能さが際立ったりして。新井監督の采配がスマートに映るのは、

前提として走れる選手が揃っているからです。

 

で、ファイナルの切符を掴みましたが、甲子園球場で4勝2敗以上で勝てるとは…ほとんど思ってません。世の中は、そんなに甘くない。

カープの接戦スタイルは、後攻のときこそ有効なので。

薄〜い可能性は、タイガースの先発投手が自滅してくれた場合なんだけど、それもねぇ?

新井監督は、マツダスタジアムに詰めかけたファンの前で「甲子園では全員野球で高校球児のように戦ってくる」と言ってました。

なるほど、肩の力を抜いて、それぞれの選手が力を出せば、全くあり得ない話ではないかもしれません。5%くらい。

だけど、阪神って、こんなに強かったかなぁ? 不思議ではあります。