都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

ゆる〜く深く!プロ野球

昨日のNHKプロ野球中継は『ゆる〜く深く!プロ野球』と題して、マツダスタジアムで行われた広島巨人戦を素材にショーアップしていました。

スタジオに進行役のアナウンサーとお笑い芸人『ティモンディ』の二人、解説役で井口資仁五十嵐亮太大野豊、ファン代表として鈴木福中川絵美里が参加。また、30人ほどのカープファンを招き入れた応援チャンネルみたいにもなっています。

そして、特徴的なのは、13台のカメラをあちこちに設置して、試合の進行に合わせて4〜5のアングルで選手の動きを追う独特のスタイルです。

視線を同時に合わせるのは難しかったけど、内野手が投球と同時にピョンとジャンプするシンクロの様子であるとか、ピンチの際の外野陣が強い陽射しをやたらと気にしている仕草、一塁ランナーが投球モーションを盗もうとしている姿勢など、自分が試合に出場しているような気持ちにさせられ、こんな楽しみ方もあるんだなぁと堪能しました。

また、解説者としての井口資仁の知識量は、明らかに五十嵐・大野を凌駕していて、内野手と投手の試合への関わり方の違いを痛感しています。野村克也が投手や外野手が監督には不向きだと言ったのが、わかるような気がします。参謀次第とも言えるけど。

試合はカープが3対2と接戦をものにしました。普段の野球観戦よりも、考えるポイントがたくさんあって、とっても楽しかったです。こういうの、もっとやって欲しいなぁとゆる〜く深く思いました。