都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

コントロール(2017/4/12分再掲載)

国内のプロ野球で一番いい投手といえば、ジャイアンツの菅野であるというのは異論がないところでしょう。
WBCでも、そういう扱いでありました。
スピードは150キロ前後とそこそこですが、コントロールが素晴らしい。
変化球をコーナーに集める技術は、圧巻です。


ところが、この投手になかなか勝ち星がつきません。
過去三年は、12→10→9と推移しています。
この間、防御率は、2.01→1.91→2.33と、先発したゲームをほぼ2点以内に抑えているにも関わらずです。
ちなみに、カープの野村の場合、勝利数が7→5→16であるのに対し、防御率は4.39→4.64→2.71。
何でしょう?これは?


実は、コントロールのいい投手の宿命でありまして、コーナーを丹念に突きながら、微妙にストライクゾーンを拡げていくという技は、相手方の投手の能力も引き出してしまうのです。
だから、接戦になりやすい。
カープでは、引退した黒田投手がそうでした。抑えてるんだけど、勝てないピッチャー。


昨夜のゲームでは、菅野投手の降板後、呪縛が解けたように、主審の判定が辛くなり、突然の乱打戦になりました。それが、9対6の真相です。
野球の面白さは、そういうところにあって、流れに乗りながら試合を進めていくと、いい勝負になる。
そんなとき、勝敗を決めるのは、細部にこだわるきめ細かさ。
しっかり走って、きっちり守る。
投げて打つだけが野球ではないと、改めて感じた一戦でありました。

 

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ドラゴンズの大野雄大投手が素晴らしい投球で、9回まで一人のランナーを出さずに抑えましたが、相手のタイガース・青柳投手も負けない好投で、大記録を逃してしまいました。このあたり、審判の心理として投手寄りの判定が続いていたのだと思います。広い球場であるバンテリンドームだというのも影響したでしょう。佐々木朗希投手もそうですが、ホームランの出にくい球場はプラスに働くものの、自軍の打撃力も削ぐことになり、なかなか上手くいかないのもまた、世の中なのであります。