食品の中には、良いものと悪いものとが混在しています。
「美味しいものは、脂肪と糖で出来ている」というCMがありましたが、縁日の屋台っぽい味付けは、何だって美味しい。だけど、身体に悪い。
糖分や塩分、それに脂っこい食事の果てには、糖尿や高血圧が待ち構えているわけで、好きなものを好きなだけ食べていては、長生きできないのであります。
『食べ物を変えれば脳が変わる』(生田哲著・PHP新書)は、個々の食材について、敵と味方とを分けています。
積極的に摂るべき食材
ニンジン・トマトなどのビタミン豊富な緑黄色野菜
リンゴ・オレンジなどのフルーツ(ただし、身体が冷えるので午前中が良い)
豆腐・納豆などの豆類
パンならば全粒ライ麦パン
キノコや海草類
そば・パスタ
玄米ご飯
牛乳・バター・ヨーグルト
できるだけやめた方がいい食材
コーヒー(一日一杯で抑えた方がいい)
白砂糖・ハチミツ(食べ過ぎは脳によくない)
ドーナツやシリアル(血糖値の急上昇がよくない)
精製白パン(要するに普通の食パン)
コーラやジュース類
うどん・そうめん
白米ご飯・餅
マグロ(水銀の含有量が多いので注意)
この本によれば、うつ病や自閉症などの精神疾患が食べ物に影響されているとのことで、そのためにも食生活に注意を払った方が良いとのことでした。それと、ビタミンやミネラルを壊す白砂糖を出来るだけ摂らないように意識しろと。しかも、過剰摂取で脳の働きが悪くなるらしい。
頭を使うと甘いものが食べたくなるけど、そういうときはフルーツで補うように心がけましょう。なーんてね。
だけど、美味しいものは脂肪と糖ですからね。アンドーナツ、美味いよなぁ。安藤なつは知りません。