先日の『ホンマでっか⁉︎TV』では、ストレスについて取り上げておりました。
番組の中での「この10年のうちに、してはいけないことが一気に増えた」という話をしていたのが非常に興味深かったです。
典型的なのは、コロナ禍におけるマスク着用ですが、そのほかでもセクハラやパワハラに繋がる言動だったり、タバコや飲酒をめぐる問題など。ひと昔前は許されていたことが、世の中の空気に押しやられて、曖昧な部分が刈り取られていきました。
今思えば「ダメよ〜ダメダメ」ってのが暗示的だった気がします。
タブーが増えた結果、外で遊ぶ機会が減って、家族と過ごす時間が増え、毒を吐こうとする部分が家族へ向けられる。その結果、離婚へと繋がっていくケースが散見されるって話の展開でしたが、なるほど一理あると感心してしまいました。
ストレス発散は、外で行った方が良い。
いや、そこじゃなくて、してはいけないことが増えたって話です。
ネットの普及で、匿名の評論家がそこらじゅうに現れて、ちょっとしたことでも問題であると炎上するため、企業が怖気付いてタブーだらけになったという図式。ブスな人へ配慮するかの如く、美人だと取り上げちゃいけなくなったってのも冗談みたい。学芸会の主役が大勢いたり、かけっこの順番をつけないようにするなど、教育現場はさらに大変です。
そうなると、褒めるってことも難しくなる。贔屓だって言われちゃいますからね。
う〜ん、面倒臭い世の中なのであります。