都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

スクランブル

一週間後に控える参院選ですが、争点がハッキリしないまま、誰に投票すべきかを決めかねています。

安定多数をいいことに、モリカケ問題に背を向けて逃げまくる与党は、検討士の岸田総理にリーダーシップを感じないし、反対ばかりで具体的な対案を示さない野党にもガッカリです。

予算の裏付けなしにバラ撒きを続ける政策や無責任な減税にも現実味を感じられません。

中でも酷いと思っていたのが、NHKから国民を守る党です。

どうやって集めたのか出自がバラバラで色物っぽい候補者たちで、ウケ狙いとしか思えない政見放送は、不快の極みだと思ってましたが、ホリエモンが党首の立花孝志を支持しているのを知って、何故なんだろうと興味を持ちました。

ホリエモンチャンネルでは、立花孝志との対談を紹介し、真意を理解させようとしています。

受信料の話はキッカケに過ぎません。

堀江貴文NHK党に共感を示したのは、同党が一気に政権転覆を狙っているのではなく、薄皮を剥がすようにして議席を伸ばしながら、タブーに斬り込んでいこうとするベンチャーとしての姿勢に自分自身を投影したからです。政界のベンチャー政党だと認めたってこと。

なるほど、これは面白い考え方です。

立花孝志は議員としてではなく、自身の分身を作り出して、少しずつ影響力を高めていこうとしているのです。自分が議員になっても、一人分でしかありませんからね。それよりも、同じ考えを持つ分身が一人でも多くいた方がいい。

だけど、山本太郎の手法はそれのパクリだから、目障りだとも。確かに、キャラが被っているのは否めません。なので、潰しておこうと七人の山本太郎が刺客です。

なかなか理解し難いのは、全く新しい発想だから。ホリエモンライブドア時代を彷彿とさせます。世の中には、賢い人がいるものだなぁと改めて思うのであります。