都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

鶴龍

今はもうやっていないんだけど、私のサラリーマン時代、週に一度必ず見ていたのが『パペポTV』です。
これは、上岡龍太郎笑福亭鶴瓶が二人っきりでしゃべり続けるトーク番組で、ボケまくる鶴瓶上岡龍太郎がイジリ倒すというのがお決まりのパターン。
今でこそ、NHKの『家族に乾杯』で素人相手にツッコミをかます鶴瓶ですが、読書が苦手というだけあって、落語家でありながら、いろんなことについての知識がペラペラであり、そこのところを上岡龍太郎が逃さず、ビシビシ追及していくのです。
お笑いの立位置で、ツッコミの方が難しいとされておりますが、何せ上岡龍太郎は一世を風靡した漫画トリオ横山ノックを手玉に取った猛獣使い。
相方のボケが最高点に達する間合いを計りながら、絶妙の辛口コメントをはさみます。
このあたり、今風のスピード漫才とは違う緩急の妙で、ボケでしっかり笑いを取ってからツッコミでさらに増幅させる、あうんの呼吸でありました。
凡人は、自分の得意な領域で話を拡げますが、鶴瓶は苦手に踏み込んで「どういうことですねん?」ときっかけを作る。
このあたり、落語における与太郎の実物を見ているようでもあり、話芸というものの奥深さを堪能したものであります。
最近は、このパペポシリーズを動画で楽しんでいます。
私のイチ押しは、「塚本7キロ」のくだり。
是非、覗いてみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=IfBkUYUrPjo(38分50秒ごろ)