田舎暮らしを始めて、大きく変わったのは、本を読まなくなったことです。
月に三冊がやっとってところ。
購入するペースは以前と変わっていませんから、手付かずのものがどんどん増えています。
バイキングで、お皿いっぱいに取りまくっている人みたい。頭では食べられるんだけど…。
原因は、読む場所がないからなんです。
都会に住む活字中毒者が読書する場所といえば、電車の中か喫茶店でしょう。
ほかにすることがありませんから、本を読む。都会には、そんな人が多いと思います。
ところが、
田舎での移動手段は、99パーセント、クルマですからね。
てくてく歩くのだって、珍しいくらい。
いや、多いんですよ、(歩いたことないから)歩くのヘタな人、田舎には。
これホントの話。
そして、いくらなんでも運転しながら、読書はできません。
だから、ここで重大な機会損失です。
喫茶店もねぇ、田舎にはないんですよ、ドトールみたいな安いやつ。
このあたり、時間とか場所とかの価値が違うからなんでしょう。
都会では、コーヒーを飲むためでなく、待ち合わせや打ち合わせ、あるいは一人っきりになりたいために、こういうところを利用してるんだと、今さらながら気がつく次第です。
読書はねぇ、どこでもできるようでいて、案外、その場所は限られているんですよ。
だからかなぁ、田舎には、読書が趣味だって言う人、少ないです。
何より、ここらへん半径10キロにわたって、本屋さんゼロ。
読みませんねぇ、田舎の人。その分、運転している。
さて、昨日のブログタイトルですが、『女性の皇位継承問題』の誤りでした。
今のところ、苦情は出ておりません!?