都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

保守と革新

自粛ムードが徐々に緩みつつあるなか、昨年末に行われた日本語能力試験に合格したベトナム人実習生3名を連れて、フレンチのレストラン『ヌーヴォー倶楽部』へ行ってきました。

合格のご褒美として、3月末に来る予定だったのですが、コロナの影響で延び延びになっていたのです。

あまり知られておりませんが、ベトナムはこのコロナ禍では優等生で、今までに死者を一人も出しておりません。

社会主義国家で、国が決めたことに対しては、日本以上に忠実に守るってこともあるでしょう。

人と人との距離感や、家に入ったら靴を脱ぐなど、日本と同じ習慣も多く見られますし、世間ズレしてないっていうのもポイントなのかも。

ちょっと前の日本と同じ、大家族主義ですからねぇ。親(年長者)の言うことをちゃんと聞くんです。

これ、会社人向きですよね。私が、ベトナム人雇用を強く推めるのは、こういうところなんです。

 

この店は、徳山では老舗の有名な食事処ですが、この夜のお客さんは、私たち一組だけ。

大都市とは違い、密集とか密接の概念から程遠い田舎なんだけど、これまた、真面目な風土が根付いており、ほとんどが出歩きません。

この辺り、周囲の目を必要以上に気にする感覚が強いっていうのもあるんでしょうね。緩めの監視社会ですから、田舎は。

そうしたムードに抗いながら、営業を続けていくのは、本当にしんどいことだと思います。頑張って欲しいなぁ。

 

ベトナムからやって来る実習生たちは、ほとんどが山間部の不便な村から、やって来ています。

自宅から親元を離れて、異国の地で3年働くなんて、別世界の出来事ですが、環境に少しずつ慣れていくのは、若さゆえの為せるワザですね。

スゴいエネルギーを使うと思うんだけど。

その彼女たちが、うまく適応できるのは、日本の田舎町だからかもしれません。

ちょうどよく、周囲に馴染んでいく実習生を見ながら、ぼんやりとそんなことを考えました。

『ヌーヴォー』ねぇ。