プロ野球の開幕が迫ってきました。
私にとって、野球は生活の一部なので、この延期は何よりも堪えています。
風船飛ばしが象徴的ではありますが、応援は飛沫の嵐ですからね。
連日満員御礼も仇になるとは、夢にも思いませんでした。
で、今季の特別ルール。
(1)無観客
(2)120試合で、セリーグはクライマックスなし
(3)一軍31人登録でベンチ入り26人
(4)延長は10回の1イニングのみ
(5)移動を少なくした変則日程で、パリーグでは同一カード6連戦も
(6)決定ではないが、外国人選手の一軍登録が5人へ増員
まず、(1)から。
これは、カープにとってのマイナス因子。声援の後押しは、プレッシャーを増幅させますからねぇ。
選手同士の声がよく聞こえるってことで、野次がオシャレだとか、つぶやきが知的だとか、新たなスターが生まれるかもしれません。
解説も心理分析なんてジャンルが加わったりして。いや、Daigoみたいなコンサルタントが試合前ミーティングに参加したら面白そうですね。
続いて(2)。
交流戦やプレーオフの闘いがないことは、戦略のない監督(本当はいちゃダメなんだけど)に好材料です。余計な心配が要りません。
チームの実力は、長丁場になる程出やすいもの。ツキの要素は、濃くなりがちです。
誰とは言わないけれど、考えの浅い監督(本当はいちゃダメなんだけど)にとっては、良かったです(本人は無自覚ですが)。
次に(3)。
従来は、ベンチ入り25人の中に前日登板で上がりの投手を入れたりしておりましたが、それは必要なくなりました。
リリーフ投手を多く使えることになります。選手層が厚いチームには、朗報。
セリーグの場合、おそらくは、投手9野手17の構成が標準となります。
したがって、野手枠が1人増。ここには、足のスペシャリストが抜擢されます。盗塁王争いに異変が起こりそう。
パリーグは、投手が打席に立たないので、投手10野手16かな?
小刻みな継投が予想され、また、投手コーチの存在感が問われるところでもあります。
そして、(4)。
強いチームは、後ろに複数のいいピッチャーを抱えています。だから、終盤に点を取るのは、結構大変。だから、引分けが異常に増えます。
2020の闘いは、負けないこと。ディフェンス勝負です。西武には不向き。
さらには(5)。
遠征したチームが、試合が終わって、その後、どうするんでしょう?
これは、ストレスが溜まりますね。同じホテルへの6連泊。特にリリーフのピッチャーは大変そうです。
セリーグの在京球団は、圧倒的に有利なんじゃないかな?
最後に(6)。決まってないけど、多分、やるでしょうね。
巨人・阪神・De NA・ソフトバンク・楽天に有利だと言われてますが、忘れていけないのが大リーグのこと。
労使の間で、いまだに調整がついていない中、アジア圏は安全だということで、代理人が暗躍しているという噂です。
加えて、マイナーリーグ縮小に伴う大量解雇の話。
各球団は、まだまだ隠し球がありそうです。となると、親会社の財源の問題ですが…。格差が広がりますなぁ。
以上を鑑みて、順位予想を行いますと、今のところ(隠し球がわからないので)
セリーグ 1位巨人 2位DeNA 3位ヤクルト 4位中日 5位広島 6位阪神
パリーグ 1位ソフトバンク 2位オリックス 3位楽天 4位ロッテ 5位西武 6位日本ハム
セリーグは、在京球団有利であると。
パリーグは、親会社の資金力を重視しています。
あとは、コロナ次第なんだけど、120試合と少なめの闘いであることも含め、予想しにくいシーズンではあります。