都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

セ・リーグ序盤戦総括

相性がいいとは思っていたけど、まさかの10勝1敗となると、いろいろ説明を加えたくなります。
セリーグ交流戦前の闘いについて、検証しておきましょう。

①得点効率の違い
  1点を取るために、何本のヒットが必要かを比較してみました。安打数÷得点数です。
  1位 広島   1.82
  2位 阪神   1.91
  3位 横浜   2.25
  4位 ヤクルト 2.34
  5位 巨人   2.44
  6位 中日   2.63
  長打力の違いと共に、次の塁を果敢に奪う走力の違いが反映されています。
  タナキクマルに加え、四番鈴木、五番安部と続く打線は、誰もが盗塁王を狙える俊足であり、阿部・マギーが  
  出塁してチャンスを作りかけても、さらに2本のヒットが必要になる巨人とは、野球の質が全然違うのです。
  コリジョンルールは、走力のあるカープに有利に働いています。

  1回に3点以上をたたき出した回数を比較しました。
  1位 広島   35
  2位 阪神   23
  3位 横浜   17
      ヤクルト 17
  5位 巨人   16
  6位 中日   12
  3ラン以上の本塁打数は、4~5本とほぼ同じなので、この差は集中打の違いです。
  テレビ中継で、和気藹々のベンチ風景が映し出されますが、同学年が揃うメンバー間で、情報を密に伝え合
  い、絞り球を決めている、そんな気がします。
  レギュラーが定まらないジャイアンツでは、助け合う風潮が生まれません。

③遊撃手の守備力
  巨人の強みは、WBCにも選ばれた坂本と小林のディフェンス力にあります。
  球団別遊撃手の捕殺数と内野安打を許した数について、調べました。
  1位 巨人   173捕殺  許10内野安打
  2位 中日   169       12
  3位 広島   163       13
  4位 阪神   132       19
  5位 横浜   126       15
  6位 ヤクルト 111       17
  ここ数年の坂本の守備力は、際立っています。中日も、京田という新人がピタっとハマっているのは、後半に
  向けて、明るい話題。阪神・横浜・ヤクルトは、大きく劣っています。

④捕手の配球センス
  身長にも届かない低打率で、足を引っ張る小林捕手ですが、そのディフェンス力は、他を圧倒しています。
  まずは、相手側に許した盗塁の企図数について。もちろん、少ないほうがエラいです。
  1位 巨人   18
  2位 ヤクルト 31
  3位 中日   36
  4位 広島   38
  5位 阪神   39
  6位 横浜   46
  キャッチャーが小林だというだけで、仕掛けてこない。これは、大きいです。
  そして、見逃せないのが、カウント3-2時の被打率。ここにインサイドワークの違いが如実に現れます。
  1位 巨人   .139
  2位 横浜   .174
  3位 広島   .189
  4位 阪神   .190
  5位 ヤクルト .216
  6位 中日   .225

一方的に差が開いたとはいえ、やはり巨人が対抗馬一番手であると言えましょう。
阪神は、大事なところに欠陥を抱えているのです。
一方のカープは、ジョンソン・床田・野村と先発に穴が開いたため、もたついた感がありますが、野手は層が厚くなり、DH制のパリーグにも引けをとらないような陣容となりました。
先発投手の顔ぶれが変わり、昨年のゴロを打たせるパターンが変わりつつあるものの、それにも順応しつつあります。
ウェスタンリーグで打ちまくっているバティスタとメヒアの合流も近いのではないでしょうか。
交流戦も、実に楽しみなのであります。