山中湖畔に『リールカフェ』というこじゃれたラーメン店があります。
テディベアミュージアムに隣接する立地の良さもあって、行列ができるほどの話題のお店。
ここのチャーシューが絶品で、クセになり、近隣の県から通って来る人も数知れず。なかなかです。
欠点は、品出しが遅いこと。20分以上は待たされます。ラーメンなのに。
もしかしたら、意図的なのかもしれません。行列の演出。店側が気にならなければ、そういうのもアリだと思う。待っている間に、蘊蓄を載せたメニューでいろんなことを考えさせて、食べる前から、また来ようと思わせます。こんなとき、ネットのグルメ情報が援護射撃。そうだよね。
二ヶ月半も待たされたプロ野球の開幕で、昨夜は興奮しました。
無観客だと、少々の雨でも遠慮なく強行するってことも、面白いですね。
そんなとき、コールドゲームを意識し過ぎて、早打ちしてはダメ。攻撃が雑になります。
カープは大瀬良。ベイスターズは今永。エース対決は、雨の影響で30分遅れで始まりました。
キャンプの時点で決まっていた対戦なので、準備の時間がたっぷりあったものの、分析の違いから両チームの明暗がハッキリ分かれたと言えるでしょう。
それは、投球数に表れています。
今永投手は、5回までに93球。大瀬良投手は52球です。
一般的には、1イニングを15球で終わらせるため、そこを巡っての駆け引きがあるわけですが、随分と差がつきましたね。
相手がエースの場合、早めにマウンドから降りてもらいたい。
だからこその2ストライクアプローチです。
そのためには、三振を怖がらない。それを徹底することが、チームとしての戦略なのです。
もう一つ。初球からガンガン振っていくよりも、最初のストライク、何を投げたかのデータがあったほうが、コースや球種を予測しやすくなる。AIとジャンケンを続けたら、勝てないでしょう?そういう視点もあるのです、今どきのデータ野球。
評論家が「野球を知っている」などと言うのは、そういうことです。頭も使わないとね。
ベイスターズの外国人野手3人が、全員右打者だというのも気になりました。
4番を任される佐野選手がしっかりしないと、一本調子になってしまう。
ハマれば、パワー全開です。殴り合い上等となると、カープ三遊間の守備力が問われます。
昨夜は、守備固めで入った三好選手のスーパープレイがありましたが、あれがなければ、どう転んでいたかは分かりませんでした。