開幕から二週間続いた遠征を辛うじて勝率5割で終えたカープ。
地元での試合がないということは、枕が変わり、外食が続くのもありますが、何より早出特打などの練習時間に制約があるため、調子が落ちている選手が回復しづらいのです。
だから、セリーグでは、在京以外の三球団がスタートで出遅れています。
これは結構大きなハンディです。
何故なら、今季の特別ルールでは、クライマックスシリーズがないので、優勝以外に意味がなく、早い段階で諦めるチームがポツポツと出てくるから。終盤に近づくにつれ、上位チームの取りこぼしが少なくなるのです。
諦めたチームは、将来を見据えて若手の有望選手を使い始めます。
おそらくそれが顕著なのは、ヤクルト・中日。
ヤクルトは、監督が一年目で、時間が残されているので。
中日は、レギュラーが高齢化しているため。
この2チームは、来季の台風の目と成るでしょう。ちょっと早いですか?