漫画家の永井豪氏は、『マジンガーZ』『デビルマン』『バイオレンスジャック』などが有名ですが、世に出るきっかけとなったのは、なんと言っても『ハレンチ学園』です。
清く正しい少年漫画界に、初めてエロを持ち込んだ野心作は、当時の青少年の心を激しく揺さぶりました。
その影響を受けた小学生の間でスカートめくりが流行するなんて問題も起こり、PTAに敵対視されます。
だけど、思春期の子供たちには大人気。見ちゃいけないものは、見たいものなのであります。
しかしながら、心の中でツッコミます。
「そんな学校はないだろう」
不振が続くテレビドラマですが、唯一『半沢直樹』が大ヒットしているようです。
とにかく大袈裟な歌舞伎っぽいセリフ回しに加え、自衛隊を彷彿させるような上下関係、相撲部屋も目じゃないとばかりのパワハラ攻撃、やっちゃいけない守秘義務違反…。
これが、サラリーマンに大人気。やっちゃいけないことは、やりたいことなのであります。
そして、心の中でツッコミます。
「そんな会社はないだろう」