都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

ゴルゴ13

麻生太郎氏が首相時代に大ファンであると公言し、海外情勢をこの本で勉強しているのではとさえ言われた『ゴルゴ13』の単行本が、ついに200巻を数えました(累計発行部数は三億冊)。自慢ですが、すべて持っておりまして、これが捨てられません。食堂をやっていたとき、書棚に並べていたところ、10冊ほど消えてしまったので、またそれを買い求めたりして、困ったものです。ゴミの収集癖。

ストーリーの中には、内容についていけないものもあり、寝る前に読むのには最も不適なマンガかもしれません。頭が冴えてしまう?

始まりは、1968年11月。連載当初、32歳だった作者のさいとう・たかを氏は現在84歳だと。それじゃ、デューク東郷はいくつだなんてことは気にしない。70〜80年代は、米ソ冷戦を受けての話が多かったものの、最近は中国を舞台に語られることが増えました。

第200巻では、中国がアフリカ諸国を援助する見返りとして、農業用地の借地を進めるストーリーです。

それには理由があって、(1)大規模な森林伐採で、急速な砂漠化が進んでしまった

           (2)地下水の汲み上げで地中の塩分が地表に滲み出てきて、不毛な土地が増えた

           (3)無許可の農薬を使いすぎて、土地が痩せ衰えてしまった

           (4)害虫がつかない違法な遺伝子組み換え米が、市場に出回っている

近い将来、飢饉に苦しむのは明白なので、自国以外に農地を確保するという戦略があるらしい。なるほど、アフリカ諸国にやたらと秋波を送るナゾが解けました。当たらずとも遠からず。いや、核心をついているように思います。中国の中枢にいる人たちは、近い将来を予見しています。この世の春がいつまでも続くとは、考えていません。

そういうことを含めての政治判断が求められています。うん、副総理はよく分かっているようなので、安心です。