都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

ドライブ・マイ・カー

毎年のようにノーベル賞候補だとされている村上春樹の小説を実は一冊も読んだことがありません。

なんか宗教っぽい哲学書のイメージ。読んだことないけど、食わず嫌いです。村上龍は共感できますがね。春樹はどうも、食わず嫌いです。

 

で、このたび村上春樹原作の『ドライブ・マイ・カー』がアカデミー賞にノミネートされたとのことなので、乗り遅れてはならぬと映画館へ行ってきました。

 

うーん、春樹ワールド全開で、チェーホフを扱う劇団の公演に向けて、台本読み合わせなどと言われても、別世界です。ワーニャおじさんねぇ。

その芝居も変わっていて、日本語に韓国語と(多分)ロシア語が重なって同時進行する、そんなのある?って形。共通語として、英語が使われておりました。挙げ句には、韓国手話ってのも入ってきます。

会話の中身は穏やかなんだけど、状況設定が奇抜で、登場人物のキャラクターもクセがスゴいんです。小さなこだわりがそこかしこ。気がつかない人は、放っておかれます。国語読解の大学入試みたい。

最後は主役の西島英俊と小池栄子の親戚っぽい女優とのロードムービーになってました。だから、ドライブマイカー? 何のことだかよくわかりません。正解は読み手の心の中にあるって言われたりしそうです。そんな心理劇が3時間。ふぅ〜。

これ、海外の方は、どんな風に理解するのでしょうか?

人様が評価しているものに共感できないと、取り残されたような気持ちになってしまいます。残念!