都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

見当たり捜査

世の中には、人の顔を認識する能力が異常に高い人がいて、大阪のリーガロイヤルホテルのドアマンは、4,000人のVIPの顔と名前を覚えていたことで、話題になっていました。

思いがけず名前を呼ばれたりすると、嬉しいもんですよね。また来ようって気にさせる、そういうもんです。

スナックのママは、それが仕事なので、とにかく名前を覚えようとします。だから、受験勉強で暗唱するように、必要以上に名前を連呼します。

なんか、あるんでしょうね。シモニデスのローマン記憶法みたいな手法。それと、従業員教育っぽくもあったりして。

一流のお店では、ダラダラ話すだけで終わらせたりしないと思います。都度、記録している。そして、復習もする。顧客リストの点検を怠らない。ビデオなんかも利用しているのかも? だよなぁ。次に行ったとき、前の話を全然覚えてなかったら、冷めますからね。座っただけで、一万円もらうためには、そのぐらいの努力が必要です。

 

実際に、世の中にはカメラのように記憶してしまう脳の持ち主もいるんだそうです。う〜ん、試験には有利だけど、邪魔な情報に支配されたりもするわけで…見たものや聞いたことをどんどん記憶してしまうってのもねぇ。いるんだよ、そういう人。

 

警察組織の中には、見当たり捜査班というのがいて、指名手配されている容疑者の顔を頭に入れて、日々繁華街で見張っている仕事があるんだそうです。連日、500人近いリストをカルタでもやるように、頭に叩き込んでいく作業は、想像を絶するものがあります。

だけど、そんなやり方で捕まえることも少なくないそうで…。

赤軍のリーダーだった重信房子は、そんなことから捕まったんだそうです。

年月が経過して、容貌が変化しても誤魔化せない。それが、プロってもんです。

指名手配された方は、やたらと目を合わせないようにするんでしょうね。そこが普通と違うから浮き上がってくる。

う〜ん。

街中を走っているパトカーも、何らかの目的意識があるんでしょうね。怪しいクルマの動き。見当たり捜査ねぇ?