都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

ポアンカレ予想

昨夜のNHKの『笑わない数学』という番組のテーマは「ポアンカレ予想」という耳慣れないタイトルでありました。

なんか楽しそうな響きじゃありませんか、ポアンカレって。パ行とラ行は日本語に少ないから魅力的なんです。

完全文化系の私は、数学と聞いただけで蕁麻疹が出るところですが、ポアンカレに対する好奇心がそれを上回り、チャンネルを合わせました。

こんな番組、Eテレでなく総合テレビでやるんですね、日本放送協会

お笑いタレントであるパンサーの尾形貴弘が進行役となって、数学の難問を大真面目に解説するのがルールだそうです。

NHKのバラエティ班は、インテリだわ。いくら11時台とはいえ、こんな企画をぶち込むとは。視聴率をロジックが封じ込めます。

 

さて、そのポアンカレですが、人の名前だそうです。フランスの天才数学者。彼は、宇宙の形がざっくり丸いのかどうか、そしてそれを人類が知ることができるのかどうかを問題提起したと言います。それが「ポアンカレ予想」です。予想って、これ数学なんだ。しかも、ポアンカレは疑問を提示しただけ。そんなんでも、名前が残るんですね。ちょっと不思議。

番組では、映像を使いながらロジカルに解説しておりましたが、私には何から何までさっぱり理解できませんでした。結局、ロシアのペレルマン博士が2006年に証明したらしいんだけど、その説明を聞いても何だかよく分からない。少なくとも、尾形さんが分かっているようには見えませんでした、私には。

何だかよく分からないけど、多分スゴいんだろうなと思わせて、視聴者の知的コンプレックスを刺激するドSなNHK。無知(?)でぶたれたような気持ちになりました!?