都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

懐かしのテレビ私的ベスト10⑥

第5位 ブーフーウー

正しい子供たちは、この番組で三段落ちを学びます。わらの家とか木の家ってのがフリで、レンガの家がオチだということ。物語は、こうやって作るのだという起承転結講座でした。

もう一つの学習は、悪玉を設定した上で、片方からの意見を一方的に押し付けて世論を誘導するという話です。『トムとジェリー』なんかもそうだけど、判官びいきの思想が植え付けられました。力が弱くても知恵さえあれば、互角に戦える。だから、勉強しなさいとの教育的な想いが込められておりました。人間は考える葦である(byパスカル)。

番組で不思議だったのは、進行役のお姉さんが持っていた人形が、ボタンを押すと着ぐるみに変身して動き出すところです。

いやいや、幼稚園年長組の私は、そのトリックを即座に見破り母親をガッカリさせました。サンタクロースの秘密を見抜いたのと同じころです。ボーッと見ていると、大人の思うツボにハマる。お母さんは決して一緒じゃないというのが気づきと学びの三匹の子ブタでありました。勉強になったねぇ。

(つづく)