第１位 ルーシー・ショー
この番組は、オンタイムで見たことがなく、しつこいくらいにやっていた再放送で夢中になっていました。
何故だかわからないけど、夏休みや冬休みの午前中の定番で、何度も同じようなやつを見ていたのを思い出します。
主役はドジで間抜けなルーシー・カーマイケル。美人なようなそうでもないような、アメリカ人の基準がよくわかりませんが、スタイルは抜群でした。足がキレい。彼女は銀行頭取であるムーニーさんの秘書を務めていて、信じられないようなミスを悪びれることなく連発します。
ルーシーは、パイ投げみたいな汚れるシーンを厭うことなく、自ら進んでそれを受け入れるので、他のタレントが負けずに汚れていき、笑いを増幅させるのがパターンでした。朝日奈央が10円玉を目や鼻に入れまくるような話です。女性だからこそ成立する荒技。声優の高橋和枝（サザエさんのカツオの声）もピッタリで、笑い転げていました。
『奥様は魔女』も面白かったけど、笑いのセンスはこちらが一段上だったのは間違いありません。
金融機関にあんな主張の強い秘書は絶対いないけど、いたら面白いだろうなぁと思わせる痛快コメディでありました。
