都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

博士ちゃん

何がスゴいって、芦田愛菜ほど人気と実力を兼ね備えたタレントはいないと思います。

CMの起用のされ方が半端ない。それは、好感度のバロメーターであります。

子役として脚光を浴びただけでなく、紅白歌合戦に歌手と審査員と両方で出場。天皇陛下即位の式典では祝福メッセージのスピーチを行うなんて、どれだけ抽出しがあるんでしょうか?仕事と学業の両立で、そんなに時間があるとは思えないのに、年間三百冊の読書家だとか。そりゃぁ、使える言葉が豊富になります。まだ18歳ですからね。

彼女がMCで出演しているのが『博士ちゃん』(テレ朝系)。これがまたインプット系の番組で、知識が増える一方です。

昨夜は、織田信長が英雄か悪魔かのテーマで小中学生の男女が自説を戦わせておりました。

 

安土城建設に墓石や石仏を使わせていた。

②家臣120人の実家に放火して、城内に住まわせた。

③茶器を買い占めて希少価値とし、その値段を釣り上げた。

④家臣に対するパワハラ行動。

 

などの切り口から、守りに強い城造りや強い軍隊の作り方、信長が既成概念にとらわれず、また経済に強かったことなどに気付けるような構成となっていました。

判断する材料を撒いて、そこから類推し考証を重ね、他者の意見に耳を傾ける。その他者というのが勉強している小中学生。なんと教育的でありましょう。これで最も刺激を受けているのが芦田愛菜という図式です。金持ちにさらに富が集中していくような感じ。なるほどねぇ。バラエティ番組も出りゃいいってもんじゃありません。てな話を伊集院光が言っていたのを思い出しました。