都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

クローズアップ現代

円安の影響は、ベトナムを中心とした技能実習生の来日に支障をきたしています。

これに加えて、世界的にも遅れを取った低賃金の問題があります。非正規労働者の待遇の悪さは、当たり前のようになり、日本人からも目を背けられるようになってしまいました。海外に出稼ぎに向かう若者が増加しているらしい。

2月1日の『クローズアップ現代』(NHK総合)では、このことを取り上げていました。

 

永住者も含め、海外に長期滞在する日本人はおよそ130万人。この20年で6割増加したといいます。背景の1つとして指摘されているのが、若者たちの日本離れです。期間限定で働けるワーキングホリデービザなどを利用して海外でアルバイトとして働き始め、それをきっかけに就労ビザを取得して定職に就いたり、さらには永住権を取得するケースも増えているんだそうです。人気なのはオーストラリア、カナダ、ニュージーランドなど。番組では「日本の倍は稼げる」という海外出稼ぎの実態を取材していました。

オーストラリアの農場で働く男性は1日6時間の作業で月収50万円。介護施設で働く女性はアルバイトを掛け持ちして9か月で270万円貯金したんだと。ホントかねぇ?いや、ウソじゃないらしい。

 

世界的に人材獲得競争が激しくなっていて、一次産業や医療福祉の分野は、引く手あまたとなっています。

国内は、ただでさえ少子化労働人口が少なくなっているのだから、移民問題を含め、抜本的な解決策が求められていると痛感しました。

日本から出稼ぎで出て行くだなんて、岸田総理は知っているのかねぇ?