都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

単身赴任の罠

全国規模の組織では、出世の階段を上るため転勤という課題があります。

半世紀前は、左遷の意味合いが強く、地方勤務を命じられるとヤケ酒を飲んだり慰められたりという光景が見られたんですが、交通機関が発達して地方との格差が縮まったことで、逆に転勤をポジティブに捉えることも多くなりました。

給与ベースは変わらないので、家賃をはじめとして全体的に物価が安い田舎暮らしは、収入が5割り増しぐらいの実感があります。満員電車からの開放も大きい。居住空間もグーンと広がりますしね。

ただし、子供がいるいないで条件が大きく変わります。単身赴任の問題です。

今どきは、イジメの根深い問題があるため、簡単に引っ越すわけにはいきません。教育環境の違いも見逃せない。

かくして、多くの企業戦士は妻子を置いたまま着任します。

これがねぇ。糸の切れた凧みたいに羽を伸ばすってケースが5割以上。しかも、都会からやって来たオトコたちは、田舎のお店でそこそこモテるんです。地場のオッサンたちに比べてそこそこスマートだから。それは、都会生活のころと、ちょっと違う感覚です。自由になるお金がそこそこあれば、間違いなく浮気するのが普通の男性です。これが、単身赴任の真実。

全国区の金融機関は、給与水準が高いことがアダとなって、離婚率が5割強なんて話がザラです。

 

NHKのスポーツアナがストーカーを働いたのが話題となっておりますが、これも単身赴任がきっかけだと思われます。

水商売でなく、自社の女性に目が行くのも当然といえば当然で、一流企業に勤務する女性は平社員でも地元企業の部長クラスの給料だったりしますからね。だから、恋愛対象が限りなく狭まっていく。意外にモテないんです。いっぱい貰ったから幸せになるとは限りません。そこに隙ができる。なので、単身赴任のオトコにすれば、待ちが広がった麻雀みたいな話。プロもアマも受け付けます。木村拓哉なんかよりもモテるってことがあるかも。待ちが広いのと、ノーマークなのとでね。

うーん、そのうち犬やネコみたいに去勢手術が流行るかもしれません。

これが夫を送り出した妻の場合、どうなんでしょう?結構、狙い目だと思っている男性もいるかも?