都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

私を知らないで

これは映画なんかもそうだけど、たくさん読めば、たくさん外れることがあって、なんだかなぁと思ってしまいます。

それでも映画については、ネットでの評価が大体信用できて、星が3、5以上あれば、期待を裏切ることはありません。

だけど、小説の星は、ファン層が偏るみたいで当てにならないというのが思うところです。映画は、作者と関係なく観にいくけど、小説は固定ファンと握っていますからね。それが、星の違い。一応、4以上を目安にしていますが、当てにならないんだなぁ。好みの問題とはいえ、読み出してしばらくしてからのダメージは大きいです。

途中で止めるのには抵抗があります。小さいころから、食べ残しはいけないと教育されていたので。

 

『私を知らないで』(白河三兎著・集英社文庫)は、友情、恋愛、スクールカースト、犯罪といろんな要素が詰め込まれた青春小説ですが、今どきの若い子たちのテンションにハマれず、口に合いませんでした。作者は三十代くらいなんでしょうか? どうもこのライトノベル的な文体に馴染めません。技巧は感じるんですけどね。75点。