都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

中国戦

当然とはいえ、理想的な勝ち方で初戦を飾りました。

ボクシングと違ってノックアウトがないので3時間40分は長いけど、高額な入場料を払っている観客からすれば、充分に元が取れたと思います。

この試合、点差以上に実力の違いが目立ちました。

まず、日本チームの残塁16。満塁のチャンスで大谷が二度凡退したのは、意外に思えます。ずっと攻撃していたような印象です。

中国打線から奪った三振が17個。日本の野手はヒマでした。

一方で、打線が奪った四球が16個。なのに三振は6個しかありません。選球眼の良さが際立っています。

って言うか、日本の打者で初球を打ったのは、源田が2回とヌートバーのみってのが面白い。こういう感じで戦うのがトーナメント方式です。結果、四球も多くなります。

アウトの内容に目をやると、日本の打者のフライアウトは三つ。ゴロアウトが実に11もありました。中国の投手たちが、徹底して低めにボールを集めていたからです。だけど、真ん中から上のストライクゾーンに来ないから、低めの見極めに慣れてしまう。それがスタメン全員が四球を選んだ理由でもあります。日本の投手陣は、速球派が揃っているので、高めでもポンポンとストライクが取れる。これが17奪三振でありながら、1四球しか与えなかった答えです。

そして、イニングの途中で投手交替する中国に対し、日本の投手は全てイニングの頭から、計算された通りに投げていました。戸郷は52球なので、一次予選の登板がなくなったけど、そんなの関係ありません。栗林・大勢・宇田川・湯浅以外の投手たちのローテーションは、事前に決まっており、本人にも告げられていることでしょう。

 

韓国とオーストラリアの試合が激戦だっただけに、拍子抜けするような試合展開でした。

疲労は残らないでしょう。逆に、30代が主力となる韓国の選手たちは、なかなか寝付けなかったんじゃないのかな?

ダルビッシュと今永は、打者がかぶって構えてくるので外角のコントロールがカギを握ると思います。