都会のネズミと田舎のネズミ

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疑惑の承認薬

人間に備わった免疫の仕組みを利用して、がん細胞を叩こうとする発想は、かなり前からありました。

1970年代に登場したクレスチン、ピシバニールなどのいわゆる抗がん剤と言われた薬は「免疫賦活剤」とも呼ばれていました。クレスチンはサルノコシカケ、ピシバニールは溶連菌が原料です。これらを投与すれば、患者の免疫が活性化されて、がん細胞を叩くことができると考えられていたのです。

当時、保険会社で書類審査をしていた私は、医師の診断書でこの薬品名を見ない日はなく、がん治療の常識にさえなっていました。

だけど、延命の効果はあっても、決定打とはならない。

抗がん剤を投与すると言っても、がん細胞を一気にすべて殺すほどの量を入れたら、その患者の生命維持にとって重要な細胞までやられてしまいます。だから、ほどほどに入れざるをえない。すると、わずかに生き残ったがん細胞の中から、抗がん剤に耐性を持つものが、ある頻度で出てくることがあるのです。免疫系の働きは人それぞれなので、効く場合もある。

つまり、医者の間でも、確信を持って治療にあたっていたのでなく、もしかしたらうまくいくかもしれないって感じの治療でした。他に方法がないから。

今では、クレスチンもピシバニールも販売中止となっています。それは、治療に有効でないから。一部の医療関係者以外、ほとんどこの事実を知りません。やっぱ、あれダメだったんだよねなんて、厚労省が声を張って言わないので。

もともと充分な治験を経ずに認可したプロセスに問題があったため、それが論点になったら困るんです。

 

私が未だにワクチンを射っていないのは、そういうことです。

充分な治験を行なっていないのに、実施してしまう。そもそも、コロナが本当に恐ろしい病気かというのも疑わしい。ウイルスの遺伝子が変異するのは常道で、それを追っかけるのはキリがない。むしろ、コロナワクチンにプリオンの領域があるため、ヤコブ病を発症する恐れありと警鐘を鳴らす医師も一定数いるのです。

実際、厚労省がこわごわ発したデータでは、ワクチン未接種者と接種者のコロナ罹患率(致死率)が、年代によっては逆転しているケースが散見されました。接種者の方が罹患率や致死率が高いって、冗談みたいな話です。

さらには、令和4年の死亡者数が10万人以上も計算を上回っている事実。これについて、厚労省は合理的な説明をしていません。いや、できないのです。

 

ゴルゴ13でちょくちょく取り上げているけど、製薬会社が持つ影響力は、想像がつかないほど大きなもののようです。九層倍ですからね。

マスコミが動かないのも、九層倍だからなんでしょうかねぇ?

だけど、超過死亡の件、合理的に説明して欲しい。

京大の福島雅典名誉教授は、新型コロナワクチンデータの開示を求めて、国に対して訴えを起こしています。ほとんどの大手メディアがこれを黙殺。おかしいんだよなぁ。こういうとき、NHKの出番だと思うんだけど、どうでしょう?